なつかしのアナログCS
バブル末期、スカイポートTVが半ば見切り発車的に始まり、当時の郵政省から待ったをかけられた、通称「スカイポート事件」がありました。
その後法整備がされて再スタートを切ったのですが、放送と通信の線引きがきつく、骨抜きでありました。
そんな頃、通信サービスとして放送していたキッズステーションとバンダイキャラネットTVの思い出です。(2001/7/12)
キッズステーション
今でもスカパーにありますが、ここはアナログCS時代からの古株です。
JCSAT-2号>スーパーバードB号>JCSAT-2号>JCSAT-3号(パーフェクTV!)という忙しい歴史がありました。
パーフェクTV!に入るまでは一貫してノンスクランブルを貫いていました。
このあとは「花の魔法使いマリーベル」と「さすらいの少女ネル」だった!
当時あった「キッズステーション友の会」関係の品です。
他に生写真があったはずなのだが、出てきませんでした。
会員番号は6でした。
深夜の放送していない時間にコロムビアのCDアルバムを1枚全部流していたおちゃめな局でした。
バンダイキャラネットTV わくわくビーム おたっくビーム
バンダイが自社でスタジオを持って、番組制作までやってしまったことがありました。
それがこの2つです。
おたっくビームはディレクTVのAT-X開始当初に名前が残っていたのでまだ有名ですが、わくわくビームはすぐにおたっくビームに統合になったので知名度はほとんどないでしょう。
初期はわくわくビームが平日の朝4時間の枠で30分物のアニメや自主制作番組、おたっくビームが週末の夜9時より3時間程度劇場作品や同人誌即売会レポートなどをやっていました。
その後おたっくビームに統合後は毎日夜に2時間の枠で30分物のアニメや劇場版をやっていました。
バンダイだけに、数ヶ月のノンスクランブル期間の後は、スカイポート方式のスクランブルがかかってしまいました。
もっとも、月にに1度はノンスクランブルデーがありましたが。
契約はスカイポート通信チューナー(というかデコーダ)の入手さえクリアすれば誰でも出来ました。
入手も実はソニーの外付けデコーダ(25000円程度)は内部にB(roadcast)とC(ommunication)の切り替えスイッチがあり、切り替えるだけで大丈夫でした。
また、スカイポート末期にはグリーンチャンネル対応として最初から通信対応のデコーダも出ました。
このデコーダは検波出力に繋ぐもので、海外衛星用のチューナーに繋ぐとスカイポート各社のチャンネルがちゃんと見えて、かつ、ノンスクランブルだが音声がFMだったチャンネルNECO(アニメ、特撮枠があった)の音声もOKになるなかなか便利な商品でした。
おたっくビームの映像が見つからなかったのでわくわくビームのみですが、以下の画像からどういう意図で放送していたかを想像してみてください。
わくわくビームって、かのgoogleでもまともな結果が出てこないほどマイナーなチャンネルだったようですね。
郵便番号が時代を感じますね 電話番号がなかなか(おたっくビームは0909だったと思う)
自主制作番組です
30分物のアニメです
当時はキッズステーション同様「キャラネット通信」という会員組織があって、やっぱり番組表欲しさに入っていました。
投稿欄に投稿して以下のピンズを貰いました。