1.2mでASISASAT-3S Cの受信
今回はASIASAT-3S Cバンドで受信できた局を紹介します。(2001/8/23)
主力の1.5mで受信するのはあまりにも簡単すぎるため、今回は1.2mオフセット、電圧切り替え式LNBF、DMT-1000で受信しました。
1.2mの実力はいかがなものでしょうか。
この衛星は香港ASIASAT社が所有しています。
その名の通りアジア、中東が使用しています。
カラー方式はPALとNTSCの混在です。
そのため、この衛星を楽しむにはカラー方式変換機かマルチ方式テレビが必須です。
個人的にはマルチ方式テレビとビデオのセットを勧めます。
方式変換機は画質が落ちます。
あきらかな素材転送は除いています。また、あくまでも受信日当日に絵になった局のみです。
水平波スペクトル | 垂直波スペクトル |
アナログ波がたくさんでているため、今回はこれも掲載しましょう。
参考にCST-3000HPのC/N比の値を入れています
見ての通りデジタル波と比べるとはるかに劣る画質というのが分かると思います。
特にCHANNEL[V]の赤い部分を良く見てください。メダカが何十匹も這っています。
きっちり向きあわせを行ったわけではないですが、最低でも1.8mは必要ではと思います。
ただ、Cバンドなので、少々の雨では受信品位は変化しません。
PALの局はAN-200SCでPAL-NTSC変換しています。
アナログ 水平偏波
ASIA PLUS PAL
CETV PAL
STAR SPORTS NTSC
CHANNEL[V] NTSC
Pheonex Chienes NTSC
アナログ 垂直偏波
SAHARA TV PAL
Indus Vision PAL
PTV WORLD PAL
デジタル波
他にこの数倍はありますが、全てスクランブルがかかっています。
基本的に全てPALです。
DMT-1000の内蔵変換機能を使用しています。