FT-100D用スタンドマイクの製作
2003年に購入したバーテックスタンダードのFT-100DMはマイク端子が6ピンモジュラというあまり主流ではないコネクタを使っています。
また、PTT回路も抵抗分割前提で実装されているため自作マイクを繋ぐにはやや面倒です。
苦闘2年の末使えるようになったので記録に残しておきます(2005/5/21)
PTT回路は以下のページを参考にしました。
回路図を以下に示します。 | 内部写真です。 |
PTTは趣味で片はね片ロックのトグルスイッチを使っています。
また、ケーブルにはフェライトコアを入れてEMI対策をしています。
入れないと回り込みが起きました。
ラグ板を使いましたが、空中配線でも何とか可能かもしれません。
成果
21MHz短縮逆VでJARL仙台総会記念局8N7JARL/7とQSO出来ました。
430MHz FMで音質を聞いたところ、「やや硬いがモービル向けには丁度良い」とのことでした。
手作りは愛着が沸くというものです。
弐号機の製作
ヘッドセットに特化した二号機を製作しました(2005/5/30)
左手で操作できるように配置を設計しました。 当然PTTは片プッシュ片ロックです。
PCのキーボードとサイズを比べてみてください。
部品点数は大したことは無いですが、配線がぎりぎりになって組み上げるのが大変でした。 ロングラグチュー時に外部スピーカが鳴らせるように端子をつけました。
ヘッドホンとはパラレルなので両方鳴ります。
マイク端子にモノラルジャックを使ったところ、変調が乗りませんでした。
どうやらステレオジャックにしないとだめなようです。
初号機のヘッドホン端子から拝借しました。初号機はモノラルジャックになってしまったので、いずれ戻さねば。
144MHz FMでレポートを貰ったところクリアな音質とのことで、一安心です。
もっとも変調の深さとか音質の高低を聞き分ける耳があるような方ではありませんでしたが。
メールはこちらへ
最終更新日:2018/11/24 21:03 +0900