Gorizont25 Kuの受信
ロシアの衛星を一番小さいアンテナで受信できる方法は何かといえば、この衛星のKuバンドではと思います。
早速受信に挑戦してみました(2002/1/25)
ロシアのNVK SAKHAが出ています。
いまどきめずらしいアナログです。
52cmのカントクアンテナに9.75/10.6GHzのUniversal LNBF、CST-3000HPでの結果です。
日本時間の19:00-22:00の3時間しか送信しないので受信には注意してください。
また、インクラインド衛星なので厳密に言えば仰角が変化しますが3時間しか見えないのであまり気にしなくても良さそうです。
11.525GHz 右旋円偏波なので、本当は10GHz LNB+偏波板付きのフィードホンだと理想ですが、直線偏波のままで受信しています。
もう少し周波数が高ければ日本のBS用のLNBFが使えるのですが。
向きはほぼ真南です。
フィルタはナローです。
IFは9.75GHzのLNBFの場合は1775MHzに合わせます。
カラー方式がSECAMなので、AN200SCでNTSCに変換後キャプチャしています。
マルチ方式テレビではもう少しきれいに見えます。
C/Nが10なので、ぎりぎり絵になっているという感じです。
フットプリントを見ると当然ですがサハリンあたりが中心なので、日本では北に行くほど有利でしょう。
また、おそらく偏波板が装着できればもっと良好になると思います。
SECAMの割に色がしっかりのっていて、同期はしっかり取れているので、90cm程度のディッシュであれば見るに耐える映像になりそうです。