カントクの遺産
ハードオフ倉敷店のジャンク売り場に前々から置いてあった謎のCSチューナーとアンテナを買ってみました。
なんとセットで1000円なのです。
しかもよく聞くと「新品がある」そうで(^^;それはジャンクではないでしょうに...
「ダイヤモンドチャンネル」?「アポロ通信」?もしや...
同軸ケーブル以外はすべて揃っていました。
物のスペックですが、おそらく50cm程度のオフセットディッシュ、アナログ専用のチューナー、リモコンです。
チューナーはJCSAT,SCC,OTHER,BSの4衛星を選択できます。
典型的なアナログCS放送のチューナーですね。
CSバーンで採用されたコアテック方式のデスクランブラー内蔵だそうです。
今でもアナログWOWOWの契約ができますね。
チューナーの名前は「ときめき」です。
ここでピンとくる人は来たでしょうね。
アンテナ付属のLNBは局発が11.3GHzのフィードホン一体型で、NFは公称1dBです。
偏波は電圧切り替え可能なようです。何ボルトで切り替わるのかは不明ですが、たぶん国内規格の11/14Vでしょう。
今は用を成しませんが、マニュアルと一緒にCSバーンの申込書が入っていました。
あれ?「ダイヤモンドチャンネル アイドルお嬢様」、この申込書はもしや...
目的はアンテナだったので、早速JC−SAT2号のテストパターンを受信してみましたが、信号が弱いときにはブルーバックになるので非常に扱いづらいセットです。
一応シグナルレベルは機敏に反応しますし、OTHERチャンネルではIF周波数をマニュアル設定できるのでレベルメーターとしては使えるでしょう。
もういらないけど...
さっさとアンテナのLNBを交換してPALAPA C2 Ku用にしました。
でも、衛星の調子が悪いのか、あまり良い信号強度が得られないです。
仕方ないでしょう。