4980円で買ったUSBビデオキャプチャカード

KWORLD USB TV BOX

ASIASAT-3S アナログPALの華娯電視受信中です

もちろん全画面表示可能です

カメラアイコンのクリックで動画ウインドウ内のキャプチャが可能ですが、

DirectDrawを停止するとこのようにPrintScreenキーで他のウインドウも含めてキャプチャ可能になります

アプライド倉敷店で掲題のキャプチャBOXを4980円で買いました。(2003/3/9)

ALL-IN-WONDER128,MTV1000とアナログキャプチャカードは多数持っていますが、NTSC以外の性能がいまいちです。

別にきれいに表示できなくてもかまわないのですが、マルチ方式テレビの代用になる、NTSC以外の表示が面倒なく出来るものを探していました。

お値段がお値段なので期待してなかったですが、意外と使えたのでレポートします。

台湾KWORLDのUSB1.1準拠キャプチャBOXです。

地上波TVとFM、外部入力がRCAとS端子装備です。

音声はミニステレオジャックで、PCのサウンドカードLINE-INに繋ぎます。

実力は320x240pix程度までキャプチャ出来るようです。

BOX内部ではMPEG1圧縮などは行わないため、USB1.1の速度を考えると妥当な性能でしょう。

付属のMini Controlというツールを併用することでiVisitでも使えました。

CATV対応で、倉敷ケーブルテレビのミッドバンドやスーパーハイバンドのノンスクランブルチャンネルも見えました。

まずはカラー方式別にキャプチャの結果を。

マウスが使えない場合でも本体上の白いボタンを押すと静止画キャプチャが出来るので便利です。

	アナログチューナー CST-3000HP	デジタルチューナー SDR-1000RmkII
NTSC	ASIASAT-3S C STAR SPORTS 120cm	KOREASAT-2 C SBS 60cm
PAL	LMI-2 Ku IBA-CHANNEL1 45cm	ASIASAT-2 C 星空衛視 120cm
SECAM	Gorizont 33 C ORT 45cm	製品が世の中に存在しません SECAMのしくみはかなり複雑なためです

ご覧のように色も付き、結構な結果です。

驚くべきことに、同期のかかりが非常に良いです。

縦に流れることはあまりありません。

十分アンテナの調整に使える品質です。

国内用TVでは表示できないPAL,SECAM のアナログは性能を見るために意図的に悪い条件にしています。

次にカラー方式を意図的に間違えてみます。

すべてアナログチューナーCST-3000HPの出力です。

	PC:PAL ソース:NTSC 走査線の余った部分が下に表示される ASIASAT-3S C STAR SPORTS 120cm
	PC:NTSC ソース:PAL 全体が縦長で、走査線の足りない画面下の 字幕が切れている ASIASAT-3S C 華娯電視 120cm
	PC:PAL ソース:SECAM 走査線の数は同じなので絵的には問題無いが、モノクロになる Gorizont 33 C ORT 45cm

以上から、調整時はPC側をPALにすると良さそうです。 当然ですが、調整後鑑賞する場合はカラー方式を正しく合わせましょう。

使用上の注意点ですが、USBコネクタを刺す場合、時々「不明なデバイス」のまま認識してしまいます。

このままでは使えないので、必ずデバイスマネージャで削除後、再度抜き差ししてください。

PCはPentiumIII 600MHz程度でまあまあの品質です。

コマ送りで再生される場合は一度アプリケーションを終了し、少し時間を待ってから再度起動してみて下さい。

トンカチのアイコンで設定変更、カメラのアイコンで静止画キャプチャ、●で録画です。

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