小笠原諸島旅行記5
おがじろうのサングラスにギミックが仕込まれていたそうですが、見逃しました
2016/2/18-23に小笠原諸島へ行ってきました。
JI3XTZ局、JD1BOW局お世話になりました。
到着日、出発日は良い天気でしたが、終日滞在できる2/20,21は大雨強風で散々でした。
アマチュア無線
現地で運用してきたので、まずはアマチュア無線的な結果を紹介しましょう。
興味の無い方は次を見てください。
今回は同じ場所で2人、別グループが1箇所でした。
そちらはローバンド、特にトップバンドCW中心に出られていたようです。
山の上のシャックで運用しましたが、同行者の訓練のため(笑)宿にいるときはそちら優先にしました。
事前にVOACAPでコンディション予測を行い時間のあたりをつけておきました。
父島広島1/4λバーチカル50WCWの予想結果です。
ハイバンドは5z-6z(14-15時)が国内向けに開けると結果が出ていましたが、実際正午から15時ぐらいまで21MHz SSBが良く開けました。
ローバンドは夜間ですが、目の前のPCや携帯電話のノイズが結構あり3.5MHzは厳しかったです。
交信結果です。
SSB
BAND 合計 7 23 21 168 合計 191 CW
BAND 合計 10 20 合計 20 RTTY
BAND 合計 3.5 4 合計 4 JT65
BAND 合計 7 25 14 5 18 11 21 21 28 16 合計 78 MIX
BAND 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 DX 合計 3.5 2 1 1 4 7 14 8 8 3 3 2 1 1 1 7 48 10 9 1 3 1 1 1 3 1 20 14 5 5 18 1 2 1 1 1 5 11 21 18 13 29 29 8 26 21 6 5 9 25 189 28 1 1 1 1 12 16 合計 45 22 44 36 12 30 26 9 5 10 54 293 1つ前の航海から行っていたJD1BOW局によるとコンディションがいまいちという話で、実際DX向けはあまり良く感じなかったです。
21MHzが異常に開けて全交信数の半数以上です。
DXは中国、台湾、ロシアなど近場が多いですがJT65では南アフリカや南米も見えました。
JT65を運用してみましたが、時季外れの28MHzが出来たりと、コンディションが厳しい場合でも楽しめそうです。
全部で78QSOですが、1QSOに4分程度はかかるのでSSBやCW等と比べると非常に効率が悪く、S/N -1dB連発の状態だとそれらに出た方が良かったです。
ノイズが少ないので送受のS/Nの差が顕著でした。
JT65は送信時間が決まっているので、アンテナさえ用意すれば同一バンド2波同時送信を行えます。
Sメータが振れてなくてもちゃんと復調できます。
もっともノイズが少ないのでSSBやCWでも結構聞こえますが、相手に届かずパワーが足りない場面もありました。
アンテナは宿設置の14-50MHz HEX Beam,持参の7MHzダイポール,グアムで故障したAH-4を修理してLWを設置しました。
あと少しで300QSOが行けそうでしたが、撤収日朝の22日6:30頃近隣の方より7MHzダイポールの設置について苦情があったため即撤去、AH-4+LWでは全く届かず結果として未達成でした。
轍に車が通れる空間と高さのクリアランスが必要です。
直接関係無いですが、2/19の東大阪A3RCにEchoLinkで参加して運用を告知しました。
Jクラスタ,DXクラスタ,RBNにもつかまっていました。
2/18朝5:30頃家を出て、7:10岡山空港発のJAL機で羽田空港に行きます。
6:00前に岡山空港に着いてしまいました。
中に入れないのでしばらく車の中で待機する羽目に。機内インターネットに挑戦。
失効直前のマイルがあったのでそれを充当して、無料で繋がりました。
30分400円か着陸まで500円の2コースありましたが、岡山便は1時間程度なので30分コースで十分かも。
無料の映画があるのであえてインターネット接続は不要かも。
なお、動画配信サービス等使用帯域の大きなサービスや一部のポートが閉鎖されているそうです。速度は上空移動の割に結構出ています。
新おがさわら丸にも装備されるといいなあ。
1航海1500円位までなら使いますよ。
人名票という表現に問題があるのか乗船名簿になっていました。
アンケートは無かったです。
おがさわら丸
行きはテレビの真下でばっちりでした。
一番船底のEデッキです。BSデジタルは八丈島を過ぎても一応映りますが、時折不安定です。 帰りは島中で電源無しでしょぼ〜ん。
ワインを飲んで寝たらあっという間に翌日朝でした。
食事
朝 昼 夜 2/18 2/19 2/20 2/21 2/22 2/23 カップめんやファストフードは省略しました。
次回こそは母島で無線をリベンジしたいです。
もちろん泊まって。
最後にいろんな写真を紹介して終わります。
関係ありませんが、脱出用ボートは三菱電機製です。食堂二階が部屋でした。村営バスは大きなポンチョも出港日に見ましたが、ほとんどがこのワンボックスでした。手帳を見せたら同行者も半額になりました。かめ〜お約束の首無し尊徳発電所跡地は大雨の後でぬかるんでしました。お見送りのドボン