小笠原諸島旅行記6

おがじろうのサングラスを脱いだ決定的瞬間を激写!

つぶらな瞳がナイス

2017/2/28-3/5に小笠原諸島へ行ってきました。

日中は良い天気でしたが、夜に雨が降った日はありました。


アマチュア無線

現地で運用してきたので、まずはアマチュア無線的な結果を紹介しましょう。

興味の無い方はを見てください。

今回は母島に絞って行きました。

父島は合計2.5時間しかいませんでした。

事前にVOACAPでコンディション予測を行い時間のあたりをつけておきました。

母島広島1/4λバーチカル50WCWの予想結果です。

18MHz以上は見込み無しという結果です。

実際SSBは全バンド不成功です。

今回の運用地は静沢地区のビラこぶの木で、宿が密集しているところです。

部屋は二階東側の一番端で、条件としてはまあまあでした。

アンテナの高さを稼ぐにはべランダのある他の宿の方がましかもしれません。


一番旅客ターミナルに近い場所で、かつ、携帯電話の基地局や他の宿から出るノイズが激しく、耳が追い付かずJT65であってもアリゲーターと化したことがしばしばでした。

JA本土方面は山になっており、伝搬的には厳しいです。

静沢地区の宿はどこから出ても似たような条件だと思います。

現在コンディションは下降気味なので、ばりばりQSOしたい方は山頂に移動運用するしか無いかも知れません。

行政関係の建物が多い元地地区はもっと条件が悪いと思います。

なお、今回は移動する局の免許で、JT65も25W最大で運用です。

交信結果です。

CW

BAND 合計
3.5 1
7 2
合計 3

JT65

BAND 合計
3.5 22
7 24
10 47
14 7
18 6
21 1
合計 106

MIX

BAND  1  2  3  4  5  6  7  8  9  0 DX 合計
3.5 8 7 2 4       1       22
7 11 2 4 3   1 1     1 3 26
10 16 4 11 6 2       3 1 4 47
14       1   2 3       1 7
18       1   2 1       2 6
21 1                     1
合計 36 13 17 15 2 5 5 1 3 2 10 109

今回は釣り竿アンテナ1本だけなので、あまり期待せずに行きました。

予想通りの結果で、しょぼ〜ん。

大部分がJT65で、わずかな数のCWです。

SSBはそもそも全く聞こえさえしませんでした。

DXは中国、台湾、東南アジア、オセアニアなど近場が多いですがJT65では7MHzで北米が出来ました。

全部で109QSOですが、1QSOに4分程度はかかるのでSSBやCW等と比べると非常に効率が悪く、ものすごく時間がかかりました。

気になったのがいきなりS/Nを送ってきてグリッドロケータを教えてくれない局が無視できないほどいたことです。

著名な局でも同様なので、もしかしてそれがその世界では標準なのでしょうか...相手との距離が不明になるので良くないですね。

あと、えげつないパワーを入れてほかの局を見え無くする局もいました。

JT65は弱い信号でも届きますが混信には弱いのです。

力は正義であり、合法的に免許を降ろしているのであれば文句は言えないのですが、なんだか寂しいですね。

不本意ではありますが、ほおっておくといつまでたっても同じ周波数で呼び続けられるのは分かっているのでしぶしぶ応答しましたが、-01dBを貰っても何ら嬉しくありません。

お前の言うことは間違っているという意見がございましたら是非現地に行って運用していただきたいと思います。

三代目おがさわら丸は快適になっていますから金と暇のある方であれば運用自体は不可能では無いと思います。


竹芝桟橋まで

2/28朝5:30頃家を出て、7:10岡山空港発のANA機で羽田空港に行きます。

行きの飛行機から富士山が見えました。

東京モノレールは新型車両です。
車内で無料Wi-Fiが使えて便利でしたが、速度は遅かったり利用者が多すぎて全く使えないこともしばしば。
QR入っています。
何度も来ているのに浜松町駅目の前だったのを今まで気が付かなかったです!
 

予約時に連絡先や名前を入れるのでチェックイン時はQRコードを読ませるだけで搭乗券が発券されます。
今回行きは二等寝台にしましたが、具体的な部屋番号まで印刷済です。
帰りは空きが無く仕方なく特二等寝台にしました。
二代目の時は二等以外での手帳での割引が無かったのですが(二等で席を取って、差額を支払ってアップグレードという技はあった)三代目になってからは全等級半額です。

三代目おがさわら丸

綺麗な船です。
デッキが3-7まであり、その上にも上がれるので二代目より実質一階分増えています。
なお、一番上から港を見ると下過ぎてお見送りの客が良く見えない弊害があります。
特に帰りのお見送りをじっくり見たい方は6,7デッキがベターでしょう。
ほとんど揺れず、行きは定時運行、帰りは20分早着でした。
館内のTVで現在位置が常時見れます。
また、4デッキに解像度の高いテレビがあり、そちらで見るとかなり細かい内容も表示されます。
見どころを通過すると上部にスーパーが流れます。
なお、このテレビ横のラウンジにはどうもドコモ携帯電話のレピータがあるようで、下手にデッキ外に出るより良く繋がったような気がします。
島に近づくとかなり長い時間パケット通信が出来ました。
二代目の時は売店がかなりしょぼかったですが、三代目はちゃんとした什器を置き、小さなコンビニと呼べるほど良くなりました。
コンビニなので淹れたてのコーヒーも売っています。
冷蔵庫には冷凍食品があり、鶏のから揚げや焼き飯等のチルドフードを売っていて、電子レンジで解凍して食べることが出来ます。
カップ麺も種類が増えています。
イメージソングのCDや船内スタンプラリーの台紙もあります。
トイレもきれいになり、オストメイト用トイレも装備です。
しかし、見て分かる通りつかまり棒が無いので、揺れたときにかなり危険です。
ちょっと考えれば分かると思います。
行きの二等寝台です。
カーテンを敷けばプライベートが一応保てます。
コンセントが1口あり、照明もあります。
空調があまり良くなく暑かったです。
一応小型の扇風機みたいなものがあり、中央のつまみを回すと通過する空気の量を調整は出来ました。
荷物置き場が無く通路に置くことになるので、もっと安いのに荷物置き場がある二等和室の方がいいかなあ。
帰りの特二等寝台です。
二等寝台との大きな違いはテレビ装備、台装備です。
テレビはダイソーのヘッドホンが置いてありました。
布団も若干良くなっています。
広さはあまり差が無いです。
テレビは東京湾内では地デジが、BS/110度CSはほぼ全域で見れました。
さすがに衛星系は父島まで行くとたまにブロックノイズは出ます。
丁度スカパー!無料の日だったので、テレ朝チャンネルでセーラームーンが見れました。
いろんな意味で隔世の感があります。
館内自主放送は先の現在地の他に安全喚起、小笠原紹介ビデオ、三代目おがさわら丸建造ストーリー、映画のDVDが4ch程度ありました。
レストランは帰りだけ使いました。
きれいになっていますがオペレーションは二代目と大差無いです。
プロジェクタやスクリーンがあり、行きの昼間は初心者向けセミナーをやっていました。

 


ははじま丸と母島

ははじま丸もおがさわら丸と同時期に新造船へバトンタッチしています。
和室です。
行きも帰りもあっという間に席が埋まって未経験です。
左奥の人が多い場所の後ろに冷蔵庫があります。
座席です。
テレビは母島行は観光ビデオが流れました。
二階デッキです。
カメコがくじらを狙って待ち構えています。
行きは4-5回ブロウが見えたそうです。
行きはガイドが解説してくれました。
有料アクティビティはいらないのでは。
ビラこぶの木さんに宿泊しました。
主の星さん夫婦はかなりの高齢で、果たしてあと何年つづくか...。
電話予約しか受け付けていないようです。
部屋は二階で、洗濯や自炊可能な設備があります。
食事は一階です。
インターネット接続はありません。
部屋はきれいです。
大部分が洋室で、和室は2つだけみたいです。
テレビは東京都の地デジ全チャンネル(MXTV含む)と、小笠原村営のCATV自主放送が映ります。
自主放送は村議会が行われていない場合はデータ放送中心のようです。
執筆時点で渇水であり、しきりに節水を呼び掛けていました。
お風呂も湯船に水を張らず、シャワーだけにしました。
積載量がすごいヤマハギアを借りました。
1日1500円でした。
夜にこれで旧ヘリポートに行き満天の夜空を堪能してきました。

ふるさと富士の小富士や、母島最高峰の乳房山(ちぶさやま)へ登頂してきました。
後者はSOTA(Summit On the air)対象の山だったのでHFに出てみましたが、アンテナのRHM8Bエレメントが折れてしまい成功しませんでした。
受信だけなら14MHzで内地はもとよりアメリカやブラジルのSSBが聞こえました!
ノイズが無いんですね。
乳房山は朝7:30に宿を出て、山頂に11:00頃到着です。
健脚向けと聞いていましたがしんどかったです。

食事

 
2/28      
3/1  
3/2
3/3  
3/4
3/5

カップめんやファストフードは省略しました。

母島はもういいかなあ。

最後にいろんな写真を紹介して終わります。


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