DATA端子に繋ぐPSK31用I/F


PSK31の移動運用用にかさばらないI/Fを作りました。

調整箇所は全くありません。

もちろんSSTVやCQマシンにも使えます。

ThinkPadX22+USB/RS-232C変換ケーブルで動作確認しました。

ソフトはMMSSTV/MMVARI/MMTTYで動作確認しています。


ハード

 

最近の無線機には必ずといって良いほど付いているMiniDIN 6pin DATA端子に繋ぐことにします。

回り込みやレベルにあまり神経質にならなくてもそれなりに動いてくれます。

データレートは1200bpsの設定で使います。

コネクタ2本、抵抗3本、LED1本、トランジスタ1本です。

抵抗は全部1KΩですが、極端に違わなければ適当で良いでしょう。

コネクタのハンダ付けが一番難しかったです。

PCのLINE IN/LINE OUTに繋ぐ場合は抵抗を外して直結でもかまわないですが、ショートした場合を考えるとあったほうが安心です。

トランジスタは何でも良いです。入手が容易な2SC1815にしておきましょう。

LEDは送信時に点灯します。普通の小信号用ダイオードでも良いです。

実装ですが、私は空中配線で済ませました。


調整

PC側の接続はもしあれば、MICよりはLINE INが、スピーカよりはLINE OUTが変なフィルタが入ってなくて望ましいです。

無線機側はDSPやノイズブランカ、スケルチは全てOFFにします。

また、スピーチプロセッサの類も全てOFFです。

IF SHIFTも不要です。

DATA端子の出力レベルが固定なので、無線機側のボリュームはいつ動かしてもかまいません。

受信はオプション→入力ボリュームで実際に受信して調節すれば良いです。

初めて使うPCの場合は必ずオプション→サウンドカードの較正(こうせい)でクロック調整を行いましょう。

送信もオプション→出力ボリュームです。

MICかLINE INいずれかをインターフェースを接続した端子で選択をお忘れなく。

左のボリュームコントロールとWAVEデバイス以外はミュートにチェックを入れましょう。

が、SSB送信機の場合はALCメータにしてぎりぎりALCがかかる程度にします。

常時大きく振れるとかなり酷い変調になります。

ウォーターフォール画面で見るとサイドバンドの広がりで相手が過変調かどうか分かってくるようになります。


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最終更新日:2018/11/24 21:02 +0900