サイパン旅行記2

CNMI環境部からのお願い

2009/11/20-23にサイパンへ行ってきました。

前回出来なかったことをなるべくやれるよう準備しました。

日本との時差は1時間で、日本の15:00が現地の16:00です。

記事中の時間は特記が無ければ現地(日本あるいはサイパン)時間です。

丁度銃乱射事件が発生して、緊張しての出発となりました。


アマチュア無線

現地で運用してきたので、まずはアマチュア無線的な結果を紹介しましょう。

興味の無い方はを見てください。

今回は別ホテルに別グループがいましたが、幸いにもある程度距離が離れているためあまりバッティングせずに運用できました。

もちろんそのグループの方とQSOしました。

交信結果です。

SSB

BAND 合計
7 23
14 2
18 45
21 311
24 36
合計 417

PSK31

BAND 合計
7 39
10 5
14 6
18 1
合計 51

MIX

BAND 合計
7 62
10 5
14 8
18 46
21 311
24 36
合計 468

今回は国外での運用なので日本はDXになります。

エリア別の集計はしませんでしたが、平均すればまんべんなく聞こえていました。

呼ばれるときは地域の偏りを感じました。

DXは韓国、台湾、タイ、インドネシア、ロシア、フィンランド、スペイン、ドイツ、USA、ブラジル、アルゼンチン、オーストラリア、クワジュリン環礁等出来ました。

24MHzは11/22(日)15:00頃に多数呼んできましたが、途中からTX3Aの本尊が全く同じ周波数に出てきて、やむなくこちらが引き下がりました。

相手はスプリッドだったのでありえるケースです。


HIMAWARI HOTELのアマチュア無線付きルーム

ツアーではなく必ず受付ページから直接申し込んで「アマチュア無線をしたい」旨を伝えて下さい。

当然ですがアメリカ合衆国領ですので、現地で運用できる免許が必要です。

詳しくは受付ページに説明があります。

くれぐれもFCCのモニタリングサービスのお世話にならないようお願いします。

以下は私が行ったときの設備です。

今後変更がある場合もあります。

立派なアンテナが上がっています。

ルーフタワー2基にバーチカルが1本です。

近づくとかなり大きいです。

アンテナはここから接続します。

もちろん一般の客が使うときは鍵が掛かっています。

なかなかな設備です。

500Wのリニアアンプもありますが、今回は使いませんでした。

当然ですがハイパワーを出したい場合は免許が必要ですよ。

試行錯誤しましたが、最終的にはこの構成になりました。

FT-1000MPはアナログ機ですが、いい音がしますね。

未だに中古でも人気があるのが良く分かりました。

マイクはヤエス純正のスタンドマイクですが、高校時代学校にあったものと同じでした...。

ハンドマイクもありました。

自作のI/Fを持参しました。

事前にFT-847で動作確認はしましたが、FT-1000MPでも問題無く動きました。

OSはWindows7 Home Premiumですが、いつもは運用初期によく起きるハムログのハングアップが全く無く、とても快適でした。

MMVARIとの連携もスムーズでしたよ。

日本の局相手では時刻をUTCにしてくれないのは面倒でしたが。

14MHz PSK31は沢山見えています。

DXばかりですよ。

本当は後ろのパケット端子を使いたかったですが、事前試験が不可能なためマイク端子とヘッドホン端子へ繋いでいます。

FT-1000MPはヘッドホンが2系統繋がるので、ヘッドホンに限れば凝ったことをしなくても受信音のモニタは可能です。

デュアルワッチ、スピーチプロセッサはいずれもOFFにします。

出力は12時の位置にして、マイクゲインを調整してALCが点かなくなるぎりぎりの位置にします。

これで25-30W程度になりますが、これでもEuまで飛びました。

PSK31は電波の質が良ければパワーは不要です。

せっかくなので中波を受信してみました。

夜間は日本の高出力局が良く聞こえました。

岡山の山陽放送もばっちりです。

大陸や半島の局が使っている周波数は、出力の差で負けてしまいます。

603KHzのNHK岡山第一は韓国KBSに負けていました。

正義が力ではない、力が正義だ!

今回は4アマの局ともQSOが可能な21MHzを中心に出ました。

自己申告での最小パワーは0.5Wにダイポール、他に10Wにモービルホイップなど、こちらを試すかのようなQRP局ともQSO出来ました。

7MHzはPSK31では確実に日本とのパスがある夕方の時間でも、ジャミングが多くてSSBではなかなかQSOが成立しませんでした。

4アマの方は3アマ以上に昇級するのが一番ですが、ローバンドはPSK31、SSBでDX狙いなら21MHz以上のハイバンドが開けている時が狙い目です。

11/21(土)は非常にコンディションが良く、夕方の21MHzはEuからの指定無視のコールの山でした。

外が真っ暗になったのに気がつかず、キーボードやマウスの場所が分からなくなったので運用を中断しました。

オンフレだけではなくスプリッド運用が指定できるよう精進しないといけませんね。

11/22(日)朝はアメリカでARRL November Sweepstakesコンテストをやっていて、14/21MHzはWの局で溢れんばかりでした。

もちろん北米から電波が飛んできています。

周波数に空きが無くてWARCバンドへ避難する場面もありました。


関空まで

11/20 15:00頃家を出て、21:55関西空港発のアシアナ機でサイパンまで行きます。

15:00に父に中庄駅まで送ってもらいました。

時間は21:50離陸なのでかなりあります。

新大阪までは新幹線ひかり、実質は各駅停車、で行きました。

、地下鉄でなんばまで行きました。
マイコンという商標も気になりますが、大村昆さんは今でもアマチュア無線をやっているんでしょうか。

日本橋のツクモは潰れていました。

建前はヤマダ電機なんば店のパソコンコーナーへ移転なんだそうですね。

紙が貼ってありました。

オタロードも寂しいです。

寒い中メイドさんが客引きをやっていましたが、かわいそうだなあ。

T-ZONEとニノミヤ、え、違うんですか?(棒読み)

新宿歌舞伎町とか風俗街にはよくありますよね。

きっとメイド喫茶やメイドリフレ、学食レストランなどの紹介をするのでしょう。

え、違うんですか?(棒読み)

メディオは岡山の地場の店ですが、何度目かの?再参入だったようです。

会員カードはこっちのと同じでした。

もちろん、実質えろげ屋でした。

千石電商ではあまりにも安いので荷物が増えるのを覚悟で買ってしまいました。

上はヘッドホンの分岐用に買いましたが、結局現地では不要でした。

下はミニジャックをつけたらアイコムCI-Xのインターフェースになるという携帯電話ケーブルですよね。きっと。

家にある1500円のそれにそっくりでした。

570円だそうで...。

時間がいい頃になったので南海なんば駅から忍者特急ラピートに乗ります。

βしか走っていないんですね。

18:50頃なんば駅に到着です。
強そうですな。

走り出してもう10年立つそうです。

超特急(not 電光超特急)ヒカリアンにも出てくるものなあ。

中東の方がいて国際色豊かな車内でした。

ドアは各車両左右1箇所づつだけです。

一度関空からなんばまでは乗ったことがありますが、逆は初めてです。

無事南海関西空港駅まで到着しました。

サイパンへ

アシアナ航空はCなので、北側です。
大韓航空のこの便も乗ってみたいです。
ちゃんとありますね。

ソウル→日本→サイパンという路線です。

最近韓国側に認められた以遠権を活用しています。

日本でナイトステイさせるよりはサイパンへ深夜往復したほうが収益になるわけです。

無事ボーディングパスをゲットです。

通路側の席です。

10分早く離陸らしいです。

ANAとのコードシェアです。

資本提携をするほど仲が良いらしいですね。

カードラウンジで休憩です。
関空はモノの5分で出国できるのは良いですね。

それだけ客が少ないのかも知れないですが...。

ウイングシャトルで12番ゲートに行きます。

外はもう真っ暗です。
またまたカードラウンジで時間つぶしです。

もっとも21:00迄だったので実質15分でした。

スープは無いんですね。

前はあったような気がしましたが。

簡体中文ですね。

実際客は中国、韓国人が大半でした。

搭乗開始です。

国内線と大差無い機内です。

シートピッチは狭いです。
蒸しタオルというかハンカチを配ってくれました。

深夜便だからでしょうか。

帰りにもありました。

ちゃんとしたホットミールが出ます。

しかもビーフとチキンの選択も出来ました。

前者を選択したら、すきやき風かな。

ワインを頂いてしばし寝ることに。

入国は結構待たされました。

審査に時間のかかる中国韓国人でいっぱいです。

日本人はすっかりマイナーなようです。

帰国です。

ボーディングパスの発券がうまく行かず10分ほど格闘していました。

キンポ空港でもそういう目に遭っていますが、何かあるのかな。

サイパン空港はがらんとしています。

出国審査場はすごい混雑でしたが、写真撮影禁止です。

セキュリティチェックは厳しかったです。

「お前、腹が膨れているぞ」ということで別室送りでした。

はぁはぁしますたよ。

もちろん黒いカーテンを引いて外からは見えないようにしています。

しっかりストマを見てもらいました。

ヒチネスクラスというのがいい感じです。

コンチネンタルは無いの?

朝4:00離陸ということで、軽めの食事です。

オムレツとカットフルーツが選べました。

酒も飲めなくも無いですが、何もしないでも眠いので遠慮しました。

6:00過ぎに着陸です。

入国手続きはスムーズで、荷物もすぐに出てきました。

帰りはJRの関空快速と新幹線のぞみです。
早朝は特急はるかの便が無く、関空快速は大阪駅行きなので乗換えが2回起きます。

丁度JR東海道線に抑止が掛かっていて、寝ぼけて1駅前で降りたりして結局11:00の帰宅になりました。

自家用車の方が早かったりして...。


HIMAWARI HOTEL

1階がスーパーマーケット、2,3階がホテルです。

店内を横切って部屋に行くので買い物の誘惑が起きるようになっています。

無線LAN完備です。

アクセスポイントのアンテナがごついですね。

無線付きルームは無線LANは入りづらいです。

この部屋に限っては有線LANがあるのでそちらが良いです。

部屋はこんな感じです。

ベッドは2台ありました。

横幅が広いので3人寝れなくも無いですが、実質2人でしょうか。

掛けはシーツだけです。

エクストラベッドは入りそうに無いです。

バスタブもあります。

赤い部分を動かすと湯が貯めれます。

初日は気づかずシャワーだけにしました...。

トイレです。

左がバスタブです。

大きくそこそこ高いのでオストメイトの方でも大丈夫でしょう。

洗面台です。

左上にはドライヤーがありました。

せっけん、歯ブラシ、シャンプーがありましたが髭剃りは無かったです。

タオルは大小1枚づつで毎日交換してくれるようです。

一応部屋にシンクがあります。

水しか出ません。

コップと食器はあります。

冷蔵庫は空でした。

テレビはNHK World Premiumが見れました。

KSPNというチャンネルで銃撃事件の報道を見ました。

現地でも「バンザイクリフ」と言うんですね。


また行きたいけど、行けるかなあ。

最後にいろんな写真を紹介して終わります。


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