サイパン旅行記3

マニャガハ島のビーチ

2010/7/31-8/3にサイパンへ行ってきました。

今回は観光重視です。

日本との時差は1時間で、日本の15:00が現地の16:00です。

記事中の時間は特記が無ければ現地(日本あるいはサイパン)時間です。


アマチュア無線

現地で運用してきたので、まずはアマチュア無線的な結果を紹介しましょう。

興味の無い方はを見てください。

交信結果です。

SSB

BAND 合計
18 34
21 6
合計 40

PSK31

BAND 合計
7 6
10 16
14 32
18 13
21 4
合計 71

MIX

BAND 合計
7 6
10 16
14 32
18 47
21 10
合計 111

今回は国外での運用なので日本はDXになります。

エリア別の集計はしませんでしたが、1,7,8エリアの東日本に偏っていました。

呼ばれるときは地域の偏りを感じました。

DXはイギリス、ロシア、USA、ニューカレドニア等出来ました。

残念ながら24MHz以上は1局も出来なかったです。

50MHzは8/2 14:00頃にJA2IGYが聞こえましたが、日本とのQSOは出来なかったです。


今回もHIMAWARI HOTELのアマチュア無線付きルームを使いました。

ツアーではなく必ず受付ページから直接申し込んで「アマチュア無線をしたい」旨を伝えて下さい。

当然ですがアメリカ合衆国領ですので、現地で運用できる免許が必要です。

詳しくは受付ページに説明があります。

くれぐれもFCCのモニタリングサービスのお世話にならないようお願いします。

以下は私が行ったときの設備です。

今後変更がある場合もあります。

無線機器が格納されているテーブルです。
有線LANとHUBが装備されていますが、直接PCに繋いだので使いませんでした。

左に500WリニアアンプFL-7000と小物の入っている赤い箱です。
中央にFT-920とFT-1000MPです。
右側にローテータのコントローラやアンテナチューナーです。

このような感じでセットアップしました。
HFは左のFT-1000MPで運用し、50MHzは右のFT-920で50.010MHzを常時ワッチしました。

アンテナへは壁のコネクタで接続です。
前回使えなかった144/430MHzの八木アンテナは今回は使えたそうですが未使用です。

FT-1000MPで1332KHz東海ラジオを受信した音(2010/8/1 18:09JST頃)

FT-920でJA2IGYを受信した音(2010/8/2 13:30JST頃)

144/430MHzの八木は今回は使えるようになっていました。
今回も自作のPSK31 I/Fを持参です。
良く働いてくれました。

よく見えていますよ。

今回はあまり局数を稼ぐつもりはなかったので、PSK31中心です。

50MHzのワッチをしないといけませんし。


関空まで

7/31 15:00頃家を出て、21:55関西空港発のアシアナ機でサイパンまで行きます。


15:00に父に倉敷駅まで送ってもらいました。
時間は21:50離陸なのでかなりあります。
新神戸までは新幹線のぞみで行きました。
帰りも同様に新神戸から倉敷駅に帰りました。


往復とも神戸空港から関西空港まで30分で結ぶベイシャトルを使いました。
何と片道750円です。
自家用車で神戸空港に行くと駐車料金がいつまでも無料らしいです。
グループ旅行の場合は良い手段に思えました。

神戸空港と関空のきっぷ売り場です。
神戸空港は港前のフェリーターミナル、関空は飛行機のターミナル1F出口に向かって右端(ANAスカイポーターサービス近所)にひっそりとあります。
どちらも港まで離れているので無料バスが走っています。
神戸空港は歩いて行けなくもない距離ですが、関空は必ず乗車が必要です。
また、関空は港前のフェリーターミナルが閉鎖されています。
神戸空港は神姫バス、関空側は南海バスでした。


そら号です。
もう1つしゃるまん号も停泊していましたが、予備なのか使われている形跡が無かったです。
1時間に1便程度なので、1隻で充分往復できるのかも知れないです。

船内はこんな感じです。
30分なので充分でしょう。
飲料の自動販売機はあります。

ポートライナーや地下鉄も含めて連携は良くできています。
バス、鉄道、AGT、船に飛行機と陸海空地中全部制覇したい方にはこの経路はお勧めです。
欠点は乗換回数が非常に多くなるので、それを嫌う向きには岡山からであれば新幹線で新大阪→はるかで関空を勧めます。
また、便が全く持って少ないですが、直行リムジンバスも存在するそうです。


サイパンへ

前回と同じアシアナ航空の深夜便なので、あまり紹介できる内容は無いです。
すっかり季節便になったようで、乗客の見込めない時期は飛んでいません。
2010/9/1から運休だそうです。

機内食の行きはこんな感じです。
すきやきと魚?の選択でした。
すきやきと白ワインをチョイス。
21:55離陸が21:45離陸、21:30搭乗でした。

帰りはこんな感じ。
やきそばとおかゆの選択でした。
やきそばとビールをチョイス。
ビールは4:00離陸6:20到着だったので、やめておいた方が良かったです。
入国審査書類はかなり変わっていました。
ビザ以外にESTA申請のありなしでも違うようです。
ガイドブックは最新版をお使いください。
また、入国審査場にはおせっかいおばさんがいるので、早めにヘルプを依頼すると良いです。
書類を事前チェックしてくれます。
私はESTA申請あり、ビザ無しでヘルプを出して、乗務員用審査ゲートから通過できました。
指紋は右手4本指、右手親指、左手4本指、左手親指をスキャナで採取されました。
顔写真はWebカメラのようなもので撮影です。
なお、サイパンからの出国時はイミグレーションは無く、保安検査だけでした。
こちらはベルトや財布など危なそうなものは全部手提げに入れてX線検査装置経由にしたせいか、意外とあっさりと通過できました。

ボーディングパスです。

HIMAWARI HOTEL

こちらも前回とあまり変化がありません。
テレビの台は病院で使われているものですね。
画面はNHKワールドです。

エアコンはトヨトミブランドでした。
リモコンの温度設定は当然華氏ですよ。

キッチンはカセットコンロが装備されていました。
インスタント食品の調理には使えるようです。

黒いスーツケースのような箱は食器が入っていました。

前回は送迎はホテルのマネージャ自らが行いましたが、今回は現地の方が送迎でした。
入室前にこのような注意書きを貰います。
帰りの迎えの時間が不明だったので電話しましたよ。
深夜便で行かれる方は確認されることをお勧めします。


マニャガハ島へ

めずらしく現地ツアーを申し込みました。

8/1午前中です。

TASI TOURSという会社が独占事業で行っているそうです。
卸会社なので、実際の申し込みは他の旅行会社になります。
今回は往復の送迎+昼食で$45でした。
ツアーのスリップは複写式になっていて、送迎バス、行きの船、帰りの船の乗車船時に1枚づつ渡します。
HIMAWARI HOTELには送迎バスが来ないので、ハファダイビーチホテルまで歩いて行きましたよ。
5分も掛からないですが、雨が降ったらどうしましょうね。

初めてサイパンに行ったときに参加した潜水艦ツアーの待合室と同じ場所でした。

高速船です。

アイコムの国際VHFトランシーバに萌え〜。
旧ロゴなのが良い感じです。
実際はもっと新しいモデルも2台装備されていました。
アンテナは1m程度なので1/2λノンラジアルのものが装備されていました。
ホテルの部屋でハンディ機で16chをワッチしたのですが、アンテナが短いせいか何も聞こえなかったです。

島に近づくと海は真っ青ですよ。

島に近づいてきました。

人大杉。
水着のおねいさんが多くて目の保養には良かったですが。

サービスを売る気満々。

食事はブッフェでしたが、正直油っぽいものが多いので無しでも良かったかも。
$14であとから選べますし、ホットドックやラーメンなど単品も売っています。

風景はきれいです。

こんなものがあったり、

こんなものもあったりします。
戦争中は要塞島でしたしね。

入れるのは島の外周に限られていて、中央部はジャングルです。

正しい遊び方はダイビングの訓練とか日光浴なんでしょうね。
私はちょっと出来ないですが。

場所としては良かったですが、終日雨が降っていてまともに外を歩き回る元気が出なかったです。

天気はいかんともしがたいので、またの機会にリベンジですね。

お金があれば面白い場所だと思います。

13:00には戻ってきました。


レンタルバイクでサイパン島一周

現地では移動手段が無いと厳しいですね。

ガラパンのアジアスク ーターカーレントで借りました。
事前にWebから申し込んだのでホテルまでのお迎えがあり、ガソリン代が無料でした。
歩いても5分もかからない場所でしたが。
125ccのビッグスクータで、車両代保険込みで$25、保証金$30で合計$55を支払います。
保証金は返却時に帰ってきます。
クレジットカード払いでも保証金は現金で要求されました。
 





韓国デーリムのスクーターです。
エンジンの始動性も良く、思ったより扱いやすかったですよ。
ニーグリップの出来ないシート構造ですが、それなりに操縦できました。
スクーターは父島以来ですが、昔通勤に50ccスクーターを使っていたころの記憶がよみがえってきて楽しく乗れました。
シート下は荷物室です。
時速60マイルぐらいまでは普通に出ました。

現地では125ccまでは免許はいらないらしいです。
免許の確認すら無かったですから。

この写真はアメリカンメモリアルパークの駐車場で撮影しました。

ヘルメットはいろいろ選べました。
半キャップはやめた方が良いですね。
フードがないといろいろ目に飛び込んできました。

返却直前です。
100.5マイルです。
160kmほど走ったことになります。
アップダウンの激しい道路なので、さすがに疲れました。
黒い舗装の道路はまだ良いですが、白い舗装は良く滑るので注意です。


スクーターで回った場所です。

FEBCの送信所


バンザイクリフ


ラストコマンドポストの入り口


グロット


バードアイランド


スーサイドクリフ

カグマンのスーパーマーケット



マクドナルド
ドライブスルーもあり

ああ、日航は墜ちてゆく


エトセトラ

このルートビアは塩入りのようで、後味が悪かったです。
 

このルートビアはおいしかったです。

マクドナルドのサーバにあったコカコーラ扱いのルートビアも良かったです。

うま〜。

いろいろついていましたが、$40ぐらいしたけど...。

$3のカツどんが最後の食事でした。
無線するためだったんだもん!





 


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