PC用衛星デジタルチューナーVP-1020

THAICOM-3 KCTV受信中の写真です。

全画面表示ももちろん可能です。

このカードでBSデジタルは受信出来ません。

なぜなら、BSデジタルは世界標準のQPSKではなく、8相PSKという異なる変調方式を採用しているためです。

独自規格を開発する日本の技術力はたいしたものですが、世界標準ではないのでどうしても値段が高くなります。

部分的に世界標準を採用しているスカパーのセットの倍はしますものね。


発注からはや1月、ようやくツートップから届きました(2002/1/14)

TwinHan Tech.のPCIバス用衛星デジタルチューナーです。

今回購入のカードはFTA(ノンスクランブル)専用ですが、CI(課金管理用スマートカードスロット)対応もあるようです。

カードにはコネクタがIF IN/OUTの2つしかありません。

当然INがアンテナ側、IF OUTがスルー出力です。

ソフトウエアDVDプレーヤと同じようにソフトでMPEG2デコードと音声デコードを行うようです。

設定画面は以下のとおり。

衛星設定 基本的に受信画面が出ていないときのみ操作可能です

衛星単位でサーチ

トラポン単位でサーチ

PIDマニュアル入力画面 何とPCR PIDが指定できない!H/Vが数字!


とりあえず現時点でのメリット、デメリットですが、

メリット

・衛星単位のサーチがあり、とりあえずは何か見える

 →2001/9現在の資料を元にしているようで、たとえばPAS-2 C ERAブーケがサーチされない

・カラー方式がNTSC,PAL関係なく見れる

 →画質は結構良好です

デメリット

・PCR PIDの設定が不可能

 これって、困るのでは?

・チャンネル移動が遅い

 また、絵が出てくるまでが遅い

スクランブル時にその旨出るが、おせっかいだ。

レベル表示が無いのでアンテナ調節はこのカード単体では不可能

・録画予約は1番組だけ

 →おそらくMPEG2 TSをそのまま記録しか出来ないため、ディスクの消費量が半端ではないからでは


現在のソフトは衛星チューナーを知らない人が作ったとしか思えないです。

ウインドウズソフトだけにマウス1つでOKなのは良いのですが、マニアックな設定がまだあるSDR-1000Rのほうが数倍良いです。

受信感度は並で、ほとんどの項目がソフトの改善で対応可能と思われるので、今後のバージョンアップに期待したいです。


MPEG-2 TSファイル(*.m2s)の楽しみ方

録画機能で出来る*.m2sファイルですが、WinDVBがあれば再生できます。

しかしながらこのままではファイルが大きすぎますし、もっと再生しやすい方式に変えたいものです。

以下の方法で*.wmv形式に出来るので、保存される方は試してはいかがでしょうか。

試したのはTwinHan TechのHPにあるWinDSTのお試し版が出力する*.m2sです。

・必要なもの

 MPEG-2 TSのデコーダ

 ここにベータ版ですが、あるようです。

 なお、動作するかは保証致しません。

 ダウンロード後に解凍して、registar.batを起動して終わりです。

 その後、*.m2sをWindows Media Playerあたりに関連つけるととりあえず見れます。

・アスペクト比をどうにかしたい

 このままでも楽しめますが、動きはかくかくするわ、縦長だは、ファイルはでかいはと結構きついです。

 そこで、Windows Media Encoderで*.wmv化しましょう。

 ここにあります。

 キャプチャした*.m2sの拡張子を*.aviに変えてから食わせてください。

 変えないと先に進めません。

 変えたままでも再生できます。

 不思議なことに、*.wmv化するだけでアスペクト比は正しくなるわサイズが激減するわでとてもよさげです。

 ビットレートや画面のサイズは好きにすればよいでしょう。

 フルデジタルだけに500kbps程度でも非常に良い画質です。

 1.5Mbpsだと元との差がわかりません。


DVBApps

hansの開発したフリーの受信ソフトです。

以前はDVBVierewと言いましたが、現在はDVBAppsに改名したようです。

なお、DVBViewerはドイツ製の同様なシェアウエアです。

こちらもレジストしてStarSport2カードで使用中です(2003/8/24)

PCR PIDの設定が可能なのと、プロファイル4:2:2が受信可能、音声がDolby AC3コーデック対応です。

但し、フルマニュアル操作なので上級者向けです。

画面はDirectDrawを停止して通常のチューナーでは見れない4:2:2なPAS-8 CのCNN HKGをキャプチャしました。

受信中の情報


ASIASAT3S KuでHDTV(ハイビジョン)と思われる素材伝送を見つけたので受信してみました。(2003/4/14)

12368V 25330 V:17 A:20 P:17です。

1920 x 1080 横長16:9の画像ですね SDTVだと大きくても720x480なのでかなり大きなPixelです

残念ながらDirectDrawを無効にしたら全画面表示できなくなります

以下にウインドウ表示を示しますが、大変きれいです。

画面の解像度が追いつかないので縮小しています。

カラーバーその1


カラーバーその2−1 これは色の帯が動くのです


カラーバーその2の2

feed中の画面です。

jpegで圧縮率を上げて画質を落としています。上と同じPNGフルカラーで600KBもありますので。


KOREASAT3 12570H 27490でも解像度が同様な波が出ています。

V:2528 A:2529 P:2528でSkyLifeHDです(2003/4/18)。

PrereleaseのDVBViewer1488で見えました。


なぜか全画面でPrintScreenが使えたので1/2縮小のフルカラーPNGで数枚置いてみます(2003/4/23)


TSReader Lite(2004/2/15)

KOREASAT2 12680H 17360の音声が出ないチャンネルです

CDVB3188C等シンボルレートサーチが可能なチューナーが出現して、新局サーチはかなり楽になりました。

しかしながら信号はロックするのにPIDサーチが出来ないことがあります。

そのときはTSReaderでパケットダンプしましょう。

CoolStfのHPからゲット出来ます。

機能は、

対応カードはいろいろあるようです。

市販版はUSD99のようですが、単にPIDサマリを見るだけならLite版で十分でしょう。

Lite版の制限はHDD記録が短時間しか出来ないようです。

使い方は起動すればすぐに分かります。

データベースにあるTPならクリックするだけです。

マニュアル入力でも周波数、シンボルレート、偏波、LNBの局発周波数程度しかありません。

DiSEqC SWや22KHz Toneも対応しているようです。

PIDの表記がやや独特ですが、アイコンの絵で意味は分かるでしょう。

なお、16進表記なので、結果をチューナーに打ち込む際は電卓等で10進に変えて下さい。

全く映像、音声信号の無い場合はこんな感じです。

標識パケットだけですね。

CHINASTAR1 12485V 10000です

寂しいものですね


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